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Dec 29, 2017

気軽に感じる日本の文化/茶殻の利用(eat)

『静岡緑茶ガイド』にて、“ティーレポーター”を務める柚木 茉莉香です。

今月の緑茶レポートをご覧ください。 



今回は、気軽に日本茶を楽しめるカフェを紹介します。知っている人も多いと思われますが、「nana's green tea」さんへ行ってきました。抹茶ブームもあり、様々な場所へ進出しているお店です。抹茶や緑茶を中心とした飲食の提供だけでなく、日本独自の空間づくりやおもてなしにも重きをおいたお店であることが行くたびに感じられるお店で、私はよくお世話になっています。お茶を出すことで日本の文化や伝統や日本人らしさが感じられるのは素敵なことだと思います。 


気軽に感じる日本の文化/茶殻の利用(eat) photo


チェーン店だから、歴史あるお店だから、家だから、といって変わることのない日本人の心を、お茶を楽しむことから感じてみてはいかがでしょうか?



次に、何度目かになりますが茶殻の利用について紹介したいと思います。ずっと気になっていたのは、茶殻をそのまま食べる料理です。緑茶の葉の中には栄養分として食物繊維、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、カテキンなどが含まれています。茶成分の多くは水に溶けないので、ビタミンCやカテキン以外の栄養分は茶殻に残ったままです。そのまま食べることでこれらの栄養成分を摂取できることが期待されてきています。


さっそく作ってみました。今回は佃煮を作りました。水分を飛ばしつつ醤油とみりんと砂糖で味付けしました。結果から言うと、「うーん、、、?」と言う感じでした。お茶の苦味が勝ってしまい、子どもには全くうけないだろうなという味でした。しかし、茶殻を食べたのは私自身初めてで、いい経験になりました。もっと料理が上手ければ美味しくいただけるのかもしれません。めげずにまたやってみようと思います。


気軽に感じる日本の文化/茶殻の利用(eat) photo


(静岡緑茶ガイド ティーレポーター・柚木 茉莉香)



参考文献

大井川茶園公式ブログ

http://www.ooigawachaen.co.jp/blog/2016/04/25/291