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Dec 22, 2017

ベトナムのお茶ってどういうイメージ?

『静岡緑茶ガイド』にて、“ティーレポーター”を務めるTRAN THI THOMです。 

今月の緑茶レポートをご覧ください。



今月のレポートでは皆さんにベトナムのお茶の概略を紹介したいと思います。


1. 土地の恵み

ベトナムは赤道の近くに位置する熱帯国で、稲作農業や果物類等の栽培が盛んな年中豊かなところです。ただし、茶畑はほとんどが中央高原や山岳地帯の洪水のないところにあります。

https://ja.wikipedia.org/File:Vietnamese_tea_set.JPG


2. ベトナムのお茶の歴史(概要)

ベトナム語では「茶」を意味する単語として chè (チェー)とtrà(チャー)があります。

『旧唐書』によれば、(863年頃)には中国南部から茶や薬がベトナム(旧安南)に出荷されていたという記録があります。

9世紀末にフランス植民地になった当初は、北部のフート(phu tho)省やイエンバイ(yen bai)省、中部のクアンナム(quang nam)省などでベトナム人によって茶が盛んに生産されていました。

近年では、ダラット(da lat)高原やタイグエン(thai nguyen)省などがベトナムの有力な茶産地となっています。

ベトナムは中国とフランス文化の影響で周辺諸国に比べると、緑茶文化が非常に発達しました。



3. 日常生活ではなくてはならないお茶の役割

長い歴史を持っているお茶はベトナム人の日常生活と共に存在しています。お茶はただ飲むものというだけではなく、お薬のようなものとしても使われていますし、結婚式やお葬式等にも使われます。結婚式やお葬式ではお客さんを温かいお茶で持て成すのです。お茶は最初の挨拶のような道具という意味もありますし、わざわざ来てくれたことへの感謝の気持ちを表す道具でもあります。写真は結婚式で花嫁がお祝いに来たお客さんにお茶を持て成している様子です。ベトナムではこのような習慣が一般的です。  


(静岡緑茶ガイド ティーレポーター・TRAN THI THOM)