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Sep 20, 2017

まったりお茶の歴史探訪

 『静岡緑茶ガイド』にて、“ティーレポーター”を務める河合 明佑未です。 

今月の緑茶レポートをご覧ください。


暑さのピークも過ぎ朝晩がようやく涼しくなってきましたね。

この夏、東京を訪れる機会があり駅構内をぶらぶらしていたら こんな掲示物がありました。 



大河ドラマの影響で井伊直虎に注目が集まっている中、観光地として静岡に注目が集まるのは嬉しいことですね(*ˊᵕˋ*) 

これを機にもっと静岡の魅力が多くの人に伝わることを願います。


さて、井伊直虎が生きた戦国の世のお茶というと千利休のイメージが強いのではないでしょうか?




また、身分の違いが今よりハッキリしていた時代、庶民と武士とでお茶に違いはあったのでしょうか。

調べてみると千利休はそれまでにあった「わび茶」を受け継ぎ、茶の湯を完成させましたが、 実はその当時広まったのは豪商や武士たちの間であり、庶民にはお茶の文化は根付いていませんでした。

 

関ヶ原の戦いを終え、徳川家康が天下を取った江戸時代になると茶の湯は江戸幕府の儀礼に正式に取り入れられ、武家社会に欠かせないものとなりました。


一方で当時の記録から、江戸時代になると一般庶民にも飲料としてのお茶が浸透していたようです。ですがそれは抹茶ではなく簡単に加工した茶葉を煎じたものだったそうです。


それが今のような美しい緑色の煎茶を飲めるようになったのは18世紀の中頃からのようです。これらは当時、重要な輸出品として日本の経済を支えました。


その後インド、セイロン紅茶の台頭で輸出は次第に停滞していきますが代わりに国内消費が増え、お茶は国内向け嗜好飲料に変わっていきました。


こうして見ると今の形のお茶が一般庶民に広まったのが随分最近であることがわかります。

たまにはこうしたお茶の背景を学びながらまったりとティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。


(静岡緑茶ガイド ティーレポーター・河合 明佑未)



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