Oct 30, 2017
肌寒い日、温かいお茶の話
『静岡緑茶ガイド』にて、“ティーレポーター”を務める鄭明淑です。
今月の緑茶レポートをご覧ください。
先日、綺麗な空に惹かれ、散歩に出かけたら川沿いにお花が…
これも自然のもの、久しぶりに心に余裕ができ、好きなものをすると決めた私…がしたことはお茶を淹れることでした。近頃お茶が私の生活の一部になりつつあり、毎日お茶に惚れ込んでています。
中国茶とも日本茶とも異なりハーブティに近い韓国の花茶、お花の優しい香りとやわらかな味が特徴だと思います。その花茶の作り方を簡単に紹介したいと思います。(今回は下記ブログで紹介されている本の中に出てくるお花で作りました。)
※参考:「ウィタジョンの花茶」(위타점의꽃차)著者のブログのリンク先です。 ↓
http://blog.naver.com/PostView.nhn?blogId=bluecanada&logNo=90182912366
韓国語ですが、本にはどのようなお花でお茶を作れるかが載っています。
① まずは、お花を軽く水で洗い、キッチンペッパーなどで水分を取ります。
② ホットプレートは最高の温度に設定し、プレートが熱くなって保温に切り替わったら電源を落とし、クッキングシートを引いてお花を並べます。
③ 並べたお花の色が変わり始めたら、ひっくり返しながら時間をかけてゆっくり水分を飛ばしていきます。(途中プレートが冷めてきたら、また最高度までプレートを加熱します。)
④ 上記のお花で作ったお茶です。
色はご覧のとおり。香りは生花そのもの。そして味は…?
4才の娘の表現を借りると「さつま芋の味だね、甘い!」ということである。
綺麗な空、様々な彩りの花、小さな試み…、感性に任せた一日でした。
疲れ気味だった私もすっかり元気になりました。
(静岡緑茶ガイド ティーレポーター・鄭明淑)