Feb 28, 2018
これは?
『静岡緑茶ガイド』にて、“ティーレポーター”を務める鄭明淑です。
今月の緑茶レポートをご覧ください。
「これは?」
「韓国へ輸出する抹茶です。」
日本の伝統的なお茶である抹茶。日本の抹茶は隣の国、韓国でも大人気です。国境を越えて、茶文化を共用している韓国と日本、最近は韓国製抹茶もあるものの、やはり日本の抹茶の韓国市場でのニーズは高いものです。
2018年1回目の輸出
そのニーズの一部を補うのが星野製茶園の抹茶です。私は年間400kg前後を定期的に韓国に輸出をしております。そこで今日はその流れを簡単に紹介したいと思います。
正規輸出を行うために初めに用意するものは、ハングル表記のラベルです。
一個一個の商品にハングル表記のラベルを張り、作業の日付を記入して再度梱包をします。
商品の輸出準備が終わると、輸出に必要な「原産地証明書」の申請、通関の準備を行います。
このようにして、今年の一回目の輸出も順調に進みました。
「3.11の東日本大震災」から7年が経ちますが、原子力の放射能問題はまだまだ影響を与えております。早く放射能問題に関する規制が緩和され、静岡茶を含む品質のよい日本のお茶をより多くの外国人にも味わってもらいたいと思います。
(静岡緑茶ガイド ティーレポーター・鄭明淑)