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Jul 3, 2017

遠州三山風鈴まつり ~可睡斎・水無月ぜんざい、冷茶~

『静岡緑茶ガイド』にて、“ティーレポーター”を務める谷口史恵です。

今月の緑茶レポートをご覧ください。


気温も湿度もぐっとあがってきた7月の週末。

暑さ知らずの元気な2歳児を連れて、遠州三山のひとつ「秋葉総本殿 可睡斎」に行ってきました。

袋井市では、この7、8月の間「遠州三山風鈴まつり」として、風鈴と夏のスイーツで参拝客のおもてなしをしているそうです。

袋井市観光協会HP→https://www.fukuroi-fuurin.com/

可睡斎「風鈴まつり開催のお知らせ」→http://www.kasuisai.or.jp/news#kiji3492


総門をくぐって進むと、洗心閣のわきに風鈴まつりを予感させる、かわいらしいコーナーが作ってありました。もう少しで届きそうだね。


長い階段をのぼり、山門から本堂につづく小道には、約2000個の風鈴が吊るされ、暑さを心地よく癒してくれます。風が吹くほどに、一斉になる風鈴の音色。ぜひ体感していただきたいです。

右手の総受付で諸堂拝観料500円を払い中へ入ると、今だけの赤富士風鈴(1000個)も見ることができます。順路の通りに拝観し、休憩スペースでひと休み。係の方にお茶をお願いしました。



お堂を吹き抜ける風と、ゆったりした時間の流れに

身をまかせて、運ばれてきた水無月ぜんざいと冷茶をいただきます。

きりりと冷えたぜんざいの甘さと、人肌に近いぬるめの冷茶がとても心地よくのど元を通りすぎます。さわやかな緑とまろやかなお茶の味。 

屏風絵のような風鈴の赤富士をながめ、ふと、暑さを楽しんでいることに気が付きます。隣ではいまだにコップのみができないわが子がお茶をほしがるので、グラスのお茶をさじですくいながら口へ運びます。

いつもの麦茶と違い、とても気に入ったようでもっともっとと止まりません。

冷たすぎるお茶は、そこそこでやめておこうと思いますが、この温度なら安心してたくさん飲ませてあげられます。

聞けば地元の袋井茶とのこと。苦みが少なくまろやかな味は、高級茶ではないけれど、暑さを忘れて落ち着くことのできるお茶でした。

可睡斎では、この1日限定100食の水無月ぜんざいと冷茶のサービスが来月まであるほか、今月上旬まで、精進料理「ゆり膳」も予約なし1500円で食べられるそうです。

お堂の中や外では、すれ違う僧侶や係のみなさんが、あたたかく子どもにも声をかけてくださり、小さな子ども連れでも安心して出かけられるお寺だと思いました。

また門前のジェラート屋さんは、テレビ番組でも紹介されるほどの人気店。

可睡斎は、心落ち着く場所でもあり、日本の四季を楽しめる場所でもあります。 (静岡緑茶ガイド  ティーレポーター・谷口史恵)